我が家では、倅や、娘たちの家族たちが、毎週末、
我が家に集まって、ワイワイ言い乍ら、家内の作る晩メシを、
食べているが、そんな時、
私のダイビングの話など、普段は話題にもしない女性軍が、
“バリでダイバーが大変ね”とか、
“そうね” “その後どうなったのかしら?”
などと言い出した。
彼女たちと違って、私は殆どTVを見ないので、
事件があっても、新聞で報道されるまで、直近の情報に疎い。
“なんの事?”と聞いて、
“昨日の14日に、バリ島で、ダイビングしていた、
日本人女性7人の行方が分からなくなった。
とニュースがあったわヨ。”
と言うことがはじめて判った。
慌ててパソコンを開き、新聞やTVの報道を調べて
今度の事件を知った。
かなりのベテランと報じられるダイバーが、
インストラクター2名と共に、行方不明になったというのだ!
Face Bookを覗いてみたが、
それらしい事は話題になっていないようだ。
私も何度も潜った事のある、
確かに流れは強かったが、あのレンボンガンで、
一度に、7人全員が、行方不明になってしまったとは!
行方が不明になったあと、
すでに、15日、16日、17日と、捜索が続けられるも発見されず、捜索も打ち切られる!
との報道も流れはじめ、ひと事ならず、胸を痛めていた。
そのダイバーたちが、発見されたというニュースが
以下のように報じられとりあえず、ホットした。
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17日午後4時頃、消息を絶ったレンボンガン島
北側の海域から、南東に約30キロ離れたペニダ島の岩場で、崖にしがみついた状態で、
浮上する合図に使うフロートを振るのを、
捜索中のダイバーが発見しインドネシア人男性が、
海に飛び込み、自力では立ち上がれないほど、
衰弱していたダイバーを保護した。
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生還者の証言として漂流後の様子などを一部明らかにした。
「現場付近の海域には複数の潮流があり、
その一つに乗って長い距離を流されたと思われる」
船と合流できなかった2月14日、
7人は一緒に漂流しながら水上で過ごしていたが、
翌15日になって、潮に流され、
7人は、途中で離れ離れになってしまった。
14日の夜は、暗闇の海を漂い続けた。
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5人は15日以降は、葉についた水滴を飲んで、
岩場で救助を待っていた。
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18日未明から残る2人を救助するため、
海軍の艦艇2隻が捜索を実施している。
が、情報が、寄せられた現場海域は波が高く、
岩場に近づけない状態だが、5人が見つかった現場近くに、
居る可能性もあるとみて18日朝から捜索を再開し、
発見に全力を挙げ、地元ダイバーたちも、
18日朝からこの岩場付近を中心に捜索を行っている。
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と報じられている。
あと二人の救出を願ってやまない。