メキシコのガラパゴス”Socorro"

先々週にSDC(シニアダイバーズクラブ)の広報の木藤さんから

会報の原稿を依頼された。

12月に帰国してからビデオの編集すら手につけてない。

どうやって原稿を纏めたものか随分と苦しんだがどうにか纏める事が出来た。

 

が、添付する写真が、今までは5枚くらい容易に添付送信出来たが、

Gメールの方式が新しく変わってから何故だか一枚しか送れなくなってしまい、

Appleのワントウワンに駆け込んで送信の仕方を学んで、

やっと原稿ともども写真を貼付してSDCに送る事が出来た。

 

タイトルは、「メキシコ領のガラパゴス」Socorro諸島

 

原稿は以下の通り。

 

* * *

 

“メキシコ領のガラパゴス“ Socorroソコロ諸島

チャータークルーズ (20131118日〜124)

Socorro島をご存知でしょうか?

バハカリフォルニア半島の先端にある

カボサンルーカスから、約450キロ南下し

25時間の余乗船のクルーズでしか行くことができない

サン・ベネディクト、ロカ・パルティーダ、クラリオンなど4つの火山島で形成されたレビジャヒヘド諸島Revillagigedo Archipelagoのひとつの島で

『メキシコ領のガラパゴス』と呼ばれる北太平洋の

東端にある絶海の孤島です。 

 

 201211月トドスサントスでカジキを追っかけた旅で、

ご一緒した皆さんと“是非行きましょう”と約束した旅でしたが、

蓋を空けてみると、SDCのヒロコさんと

シンガポールからのケイコさんと私の日本人は3人だけ。

 

あとはアメリカとカナダの方とメキシコのドクターの総勢7人でした。が、和気あいあいで、船の設備も、スタッフも申し分なく、

しかも全員個室で贅沢で優雅な旅となりました。    

ご一緒した皆さん。右からEunice,ene,Hiroko,Pedoro,Keiko,Dr.Deni & Diana.

大陸から遠く離れた“絶海の孤島“だけに、

巨大なジャイアントマンタをはじめ、ハンマーヘッドシャーク、ジンベイザメ、ガラパゴスシャーク、

ホワイトチップ、タイガーシャーク シルバーチップ、など群れなす鮫たちや、岩の間にウジャウジャと居た

ゴシキ海老たち、ロウニンアジやギンガメアジの大群、コットンマウスジャックの群れ、

ダイアモンドステイングレイ、

可愛い固有種のクラリオンエンジェルフィッシュ、

とてつもなくでかいブラックマンタ、

パシフィッククレオールたちを猛追する,

でかいキハダマグロやカツオの仲間のヤイト、

などなどが見られ、日々のブログに書ききれない程の充実したダイビングでした。

 

 ダイブサイトについては、海底から聳え立つ巨大な根のLas Cuevas, Boier( San Benedict)The Canion、なかでも圧巻だったのは、海面のど真ん中に、火山の噴火で出来た猛々しい岩肌がそそり立つ巨大な岩礁のRoca Portida。             ( 上掲の写真 )

 エントリーと同時にギンガメアジ、

カッポレの大群の間をホワイトチップ、

シルバーチップシャーク、ガラパゴスシャークなど

サメ達が次から次へと、まるで湧きでるように登場し、

多種多様な魚たちが、めくるめくさまは、

毎回エントリーの度に度肝を抜かれました。

激流でナイトロックスの限界30mをついつい越してしまい残圧も毎回50を切ってしまう、そんな日が続きました。

Portidaでは日に4本、3日続けて潜りましたが、

もっともっと潜りたいと、思う程エキサイテイングな

ダイビングでした。是非、又、再度訪れたいと願う

旅であっただけに、繰り返してはならない、

次のような失敗談にも事欠きませんでした。

恥を忍んでご披露します(笑)

 

オニイトマキエイの背中に、小判ザメが、しっかりと、吸い付き共生しているさまはよく見かけますネ。

でも、激流に流されないよう、大きなエイの背中で、

可憐なクラリオンエンジェルフィッシュが、

背中から流されまいと必死に泳いでいる姿を見る事は

稀で、可憐な姿態の彼等の、その必死な姿は、

痛々しくさえ思え、とても感動的!

時には尻尾の方にまで流されながら、力を振り絞って、また、背面を頭部の方に泳ぎついて寄生虫らしきものを啄(つい)ばんでいる。

その感動的なシーンに胸を打たれた私は彼等をナントか撮影したい!とは思うものの、

流れに逆らって泳ぐでかいオニイトマキエイと並走し

ビデオを撮り続けるには想像以上の泳力が要るのす。

苦しい!う〜ン、う〜ン、大きな喘ぎ声をあげ呻きながら頑張りました!(笑)

 だから、あの時撮った動画の迫力は、

なかなかのものです(笑)

 我ながらよく頑張りました!(笑)

 

 マンタを夢中になって撮影している時、

前を凄い群れのCotton mouth jackの行進が、

目に入った。これは凄い!珍しい!撮ろう!と、

群れに近づいたら、ナ、ナント、その群れの中に、

可憐なクラリオンエンジェルフィッシュらしきヤツが、見えつ隠れつ、2、3匹、群れに遅れじとばかりに、

必死に泳いでいる!

 

地味なJackの群れと共に何故彼等が並泳しているのか?

 

不思議でならなかった。これは、又チャンスだ!と、

夢中になって群れの中の彼等を撮っていた。

 

ら、驚いた事にソコロの海、固有の、可愛いトリガーフィッシュが

一匹。群れに混じって往ったり来たりしている。

 

こんなチビがこんなに広大な太平洋の海の中で何処で、

どうしてこの大群に紛れ込んで行動を共にしているのだろう?

不思議だ!と、もうひと頑張りし追走して撮影を続けた。

が、息が苦しい!もう駄目だ!

ゲージを見たら、残圧が既に40を切ッている!

 

慌てて辺りを見回しガイドさんを探す。

“暴走老人”の奮闘ぶり(笑)を(警戒して)見ていてくださったらしく白いフィンを閃めかしながらガイドさんが飛んで来て

オクトパスを差し出してくれ、こと無きをえた。

 

が、一度ならず、撮影に夢中になって繰り返した、愚かしい行動は、

恥ずかしい限りです。      

”暴走老人”の撮影ぶり(Photo by Kengo Morimoto)