経済的損失は大変だったが、@Tonga

昨日閉め切りギリギリにSDC(シニアダイバーズクラブ)の原稿を、

送ったところ、今朝、もう木藤さんから会報の原稿を割り付けしたゲラが、

メールで送られてきた。

 

さっそくダウンロードして見てみたら、

原稿を書くのに四苦八苦して2〜3週間たっぷりかけたのに、

ナントもう殆どイメージどうりの会報のテンプレートに収まっていた。

 

手早い”技”に驚いた。

 

トンガタブの座頭鯨の原稿も以下のように、

写真の配置の位置まで、殆ど指示どうりに仕上がっていたので驚いた。

 

*  *  *

 

 Kingdom of Tonga の 座頭鯨

2013年9月26日〜11月7日)

 トンガ本島のもうひとつ先にある、

此の頃有名になってきたババウ諸島の海と違い、

この時、訪れたトンガタブの海では、目の前で、

爆弾が破裂するような音を立てて、

鯨が、突然 どッかん  どッかん と、

浮かび上がって来て、そのさまは、

身の毛もよだつ凄まじさだった。

 

 想像を超えるでかい鰭や、

若葉マークのような形をしたドでかい尾鰭が、

鯨が急潜降するたびに巻き起こす複雑な激流に、

巻込まれそうになる恐怖は半端ではない。

 

 この時に撮ったビデオは、大波で揺れたせいも、

勿論あるが、怖くて必死に逃げ廻ッた為、

もう、ユラユラに揺れて、

まともに見られたものではない!(笑)

 

  そうは言っても私のワイドのビデオは、

余程相手に近かづかないと画面一杯にリアルな映像を

撮る事が出来ない。

 

だから、撮影を何回も繰り返しいるうちに、私自身は、少なくとも3~5mは、鯨から離れて、

身の安全をキープしているつもりだったが、

 

イマエダさん、あんなに、接近して、

怖くはなかったですか?と、

あとで1mくらいの近さだったとガイドに云われ、

そんな無防備な自分が信じられなかった。

 

  おかげで、撮った映像の出来の良さが、

比類のないものかどうかは別にして(笑)

自分としては、これ以上リアルな鯨は、

もう撮ることは絶対出来ない!と、

確信出来る程の、そんな出来だった。(笑)

 

 このあとオーストラリアのシドニー沖や、

メルボルンの南に、さまざまなクジラを撮りに行く Around South Pacificの旅の手筈は整えてあったが、

今回、体験した以上に、クジラに接近しながらの撮は、もう不可能だ!

 

もうこれ以上クジラに接近しながら撮影を続けるのは、シロウトの域を越す。

私には、もう無理だ!危険すぎる!危険だ!

もう止めよう!

 

と、腹を括り、続ける意志は充分あったが、

身の程を弁え、南オーストラリアでの「鯨を撮影する旅」は、中止する事にし、帰国することにした。

“バリ島での遭難事故”で、7人のダイバーが流され、

59歳の女性が亡くなった。

インストラクター一人が、未だに行方不明だという。

 

どういう状況のなかのダイビングの遭難であったか、

いまひとつ詳らかではない。

 

トンガのあとオーストラリアの旅を中止して、

航空券、しかもビジネスクラス!や、ホテルのキャンセルチャージ、

その他、あの時は、多大な経済的損失を蒙って落ち込んだ。(笑)

 

が、私の場合、シドニーやメルボルン沖のダイビングを、

思いきって断念して、それで良かったのだ!

 

結果的には無理しなくて良かった!

 

と、今では思えるようになった。