朝日が昇り始めるのを待ち
早朝5時半浜辺を出発。
昨日、大揺れした大波が、
今朝は嘘のように凪ぎ滑り出しは順調。
が、
昇る朝日を厚い雲が覆っているのが、少しばかり気にかかった。
やはり外洋に出て、およそ3時間もたっただろうか、
風が急に吹き始めた。
風速計で測ったら秒速7m。
ドロンを飛ばすどころか、
ボートに立ち上がるのもやっとの大揺れとなる。
まるでジェットコースターだ。
迫り来る高い波を上り詰めたかと思うと、
ドシャーンと、どん底に叩きつけられるかのごとくの揺れが続く。
これでは帰路にたっぷり2時間はかかりそうと、
キャプテンのダヌーカが言う。
探索をもう少し続けたかったが、
あたり一面、白いキャップだらけの大波だ。
クジラがいても撮影は不可能だ。
もう潮どきと諦め帰路についた。
夕方、ほかの船がテールを撮ったと報じたのを聞いて
自信家のボートマンのアサンガは『悔し紛れに』(笑)
以前の写真かもしれないゾ、などと、悔しがる。
『先々週も先週も出現しなかった。
2,3 週間ぶりにやっと出現した!』ならば、
いよいよ明日から期待出来るぞ!
と、バンザイする。も
『明日はやめておきましょう』
キャプテンの一言で2日ばかり『Holiday』することになった。(笑)